0歳から始められる「ひらがなあそび」! 文字への興味を引き出すために、3歳までにしておくと良いこととは?

こんにちは!しちだ・教育研究所です。

幼児期前のお子さまに「ひらがなはいつから教えたらいいの?」
と考えられたことはあるのではないでしょうか。

一般的には、「ひらがなの読み書きを本格的に始めるのは3歳頃」と
言われることが多いです。
他にも、「お子さまが文字に興味を持ち始めたら始め時!」という言葉も
よく聞かれるかもしれませんね。

では、3歳まではひらがなは教えなくてもいいの?
と言われると、そうではありません。

その頃になると、急に誰もが自然と文字に興味を持ち始める・・・
というわけではないので、
それまでの間に、文字への興味関心を高めるための取り組みを行うことが大切です。

お子さまが3歳になって、いざ、ひらがなの読み書きを始めようと思ったときに、
文字に対する下地がしっかりとできているように、
今回は0歳から始められる「ひらがなあそび」をたくさんご紹介いたします。

目次
1.七田式では、どのように教えているの?
STEP1 初めてのひらがなは、「インプット」を習慣に!
STEP2 ひらがなはお子さまの名前から教えましょう!
STEP3 ひらがなをマスターしよう!
2.もじに興味を持たせるためには?

1.七田式では、どのように教えているの?

では、七田式教室では3歳までの子供たちに、ひらがなをどのように教えているのでしょうか?
簡単な流れは、このようになっています。

①まずは「インプット」!
0歳から、様々な方法でひらがなをインプットします。
フラッシュカードを使ったり、ひらがなの歌を歌ったり、
ひらがなチャートを使うこともあります。
手を替え品を替え、子供たちが飽きないように、
楽しみながら取り組める方法で、ひらがなに触れる機会を持ちます。

②次は「読み」!
インプットと並行して、1文字ずつ読む練習をします。
読む練習も、様々な方法があります。
・ひらがなチャートを使って、1行ずつ読む
・もじカルタを使って、1文字ずつ読む
・ひらがなえほんを使って、単音や単語を読む

などです。
インプットと同じように、いろいろな方法で何度も繰り返し読む練習をします。

読みの練習を繰り返し行ったら、次の段階にステップアップ。
今、わかっている文字を把握するために、チェックをしていきます。
まずは、もじカルタを使って、二者択一で「”あ”はどっち?」と聞いて、
子供に選択させます。
正しい方が取れたら、そのひらがなの読み方がわかっているということです!

③最後は「書き」!
ひらがなを書く練習をするのは、いちばん最後です。
ひらがな書きの練習を始めるのは、3歳頃が目安ですが、焦りは禁物です!
まずは、読みから練習しましょう。

このように七田式では、大まかに言うと、

インプット

読みの練習

書きの練習

のような流れで行っています。
年齢別の取り組みについて、おうちでも取り入れていただけるように、
それぞれ具体的にご紹介していきますね。

STEP1 初めてのひらがなは、「インプット」を習慣に!

低年齢の時期は、とにかくインプットが大切です。

「まだ幼いから、ひらがななんてわからないのでは…?」というのは、
大人の思い込みです。
子供にとっては、ひらがなや漢字は絵と同じようなもので、難しさは関係ないのです。

ですが、インプットが大切だからと言って、
ひらがなチャートを毎日のように、ただひたすら何回も読む、
というようなやり方をしてしまうと、赤ちゃんもおうちの方も楽しくないですよね・・・。

インプットと言っても、チャートを読むだけではありません。
いろいろなパターンをご提案しますので、
できそうなものから、普段の生活の中に取り入れてみてください。

●まずは何と言っても、ひらがなチャート!

ひらがなチャートの存在は大変重要です。
最近では、100円ショップでも手軽に手に入れることができますし、
部屋の壁だけでなく、お風呂に貼れるものもありますよね。
まずは、チャートを読むことを習慣にしましょう。

・縦に1行ずつ読む
・横の列で読む
・お子さまが好きそうなイラストを話題にする
・家族の名前や、好きなキャラクターの名前の文字を探す
・目を閉じて指差したひらがなを読む

ひらがなチャート1枚あれば、使い方は無限大です。
どんな方法でもいいので、1日1回はお子さまと一緒に読みましょう。

●フラッシュカードに入れてみましょう!

フラッシュカード

インプットに欠かせないのが、フラッシュカードです。
すでにフラッシュカードを取り組んでいらっしゃるご家庭では、
ぜひひらがなカードも取り入れて、フラッシュしてあげましょう。

1回のフラッシュで、1行~2行分(5~10文字)が目安です。
ひらがなカードとは、
1枚のカードに、「あ」「い」「う」「え」「お」と、
大きく1文字ずつ書かれたカードです。
単純なカードなので、手作りすることもできます。
その際は、手書きでももちろん良いのですが、
あまりくせ字にならないように注意しましょう。

なお、フラッシュカードについては別の記事で詳しく解説しています。この記事の最後にリンクを張ってありますので、ご興味のある方はぜひチェックしてみてください。

●ひらがなのうたで楽しくインプット♪

ひらがなやことばあそびをテーマにした歌を聞くことも、
十分インプットになります。
なぜなら、文字を意識しなくても、歌ったり踊ったりするだけでも効果があるからです。
ここでも”繰り返し”が大切です。
新しい歌を何曲も聞かせるよりも、
お子さまのお気に入りの数曲を、繰り返し聞かせてあげましょう。
できれば、月に1曲は固定にして、毎日聞かせてあげるとよいでしょう。

●ひらがなえほんは、なぞってあそぼう!

ひらがなえほんも、本屋さんに行くとたくさんの種類が販売されています。
選ぶ際の基準は、ひらがなが大きく書かれている絵本です。

読むのはもちろんですが、

・ひらがなを指でなぞってみる
・ぱっと開いたページのひらがなから始まることばを探してみる
・その日決めたひらがなのページを開いて飾っておく
・ページと同じひらがなを、ひらがなチャートなどから探してみる

など、いろいろな読み方をしてみてください。

●もじブロックは一石二鳥!

文字ブロック

もじブロックやひらがなのつみきなどをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
ブロックやつみき遊びをしながら、ひらがなも学ぶことができる一石二鳥のおもちゃですよね。

これらの玩具は、
・単語を並べて遊ぶ
・自分の名前や、好きなキャラクター、動物の名前などを作る
・巨大あいうえおチャートをつくる
・おままごとやお店屋さんごっこの看板にする
・くじ引きのように、箱から取り出す
・ぽっとん遊びをする
など、さまざまな取り組み方があります。

並べたり、単語を作ってあそぶときは、出来上がったものを読んであげましょう。
1つひとつのブロックを触るときには、それぞれのひらがなを読んであげるだけでも十分学びが深まります。

●大きな文字を見つけたらチャンス!

街中の看板や、包装紙、広告、新聞など、身の回りは文字で溢れています。
小さな文字をお子さまに見せるのは難しいですが、
大きなサイズで書いてあるひらがなを見つけたら、読んで教えてあげましょう。

0~1歳の時期は、とにかくインプットを習慣にすることが重要です!
ポイントは、全体を何度も繰り返すこと!
1文字ずつ覚えさせるように教えるのではなく、50音のリズムを教えてあげるように意識してみてください。
身の回りのものを使って、楽しく取り組んでみましょう!

STEP2  ひらがなはお子さまの名前から教えましょう!

次は、全体的なひらがなのインプットと並行して、
1つひとつの単音が読めるようにしていきます。
これまでのインプットがしっかりできていれば、
いくつか読めるひらがなもあると思います。

まずは、お子さまの名前を中心に、
今度は、1文字ずつ、しっかり認識できるように教えてあげましょう。

ひらがなを覚えるためには、ただやらされているだけではなく、
子供なりに文字を学ぶ意味を感じさせてあげることが大切です!
本来、文字が読めるようになるというのは、自立への第一歩。
子供にとっては、できることが1つ増える、というとても大きな喜びです。
目的を持たせてあげて、やる気をさらにアップさせてあげましょう。

●名前を見る機会を増やしましょう!

身の回りにある自分のものに名前が書いてあるのは、よくあることですね。
それと同じように、例えば、お菓子の袋にも名前を書き、
自分の名前を見てから取るようにしてみましょう。
いくつかある物の中から、自分の名前が書いてあるものを見つける練習になります。

付箋やマスキングテープなどを用意して、
子供の名前、兄弟の名前、お父さん、お母さん、ペットの名前など、
簡単な名札を作って、お菓子の袋に貼っておきます。
最初は二択から始めて、自分で選ばせるようにします。

お菓子の袋だけでなく、割り箸の袋、みかんやバナナなどの果物、
おにぎりやゼリーなど、おやつの時間やお手伝いの時にも取り入れてみてください。

●もじカルタを作って遊びましょう!
文字カルタ

もじカルタというのは、1枚のカードに1つのひらがなが書いてあるものです。

1文字ずつしっかり覚えさせたい段階に入ると、
ひらがなチャートを使うよりも、もじカルタのように、
ひらがなだけのものを使っていただく方が良いです。

もじブロックやつみきなども、なるべくシンプルなものをおすすめします。
イラストや柄が入っていると、どうしてもそちらに目が行ってしまって集中できなかったり、文字ではなくイラストで覚えてしまう場合もあります。
ひらがながしっかり認識できているか把握するためにも、シンプルな教材を選んであげましょう。

もちろん市販品でなくても大丈夫です。
段ボールを切って、手作りしたもので十分なので、もじカルタを作ってあげましょう。

最初は、1日に1~2行と決めて、
読みながら並べたり、めくったり、単語ができそうなら作ってみたり、
1文字1文字を意識しながら遊びましょう。

次に、同じひらがなを取る遊びをします。
ひらがなえほんのように、お手本となるひらがなを見せて、
「これと同じのはどれかな?」と言って、文字の対応をさせます。

最初は二択から始めましょう。

「は」と「ほ」、「る」と「ろ」など、
同じ行の中でも似ている文字があるので、
よく観察しながら見つけられるように、ヒントを出してあげましょう。
また、「はっぱの『は』だね」「はちさんの『は』だね」というように、
いろいろな言葉を教えてあげましょう。
1つの言葉に偏らないように、たくさんの言葉を教えてあげてください。

あ行から順番にやるものだと思いがちですが、
名前の文字から始めても大丈夫!
好きな動物や、キャラクターの名前でもいいですし、
とにかくお子さまが楽しんでやってくれそうな文字から始めましょう!

わかっていそうな文字が増えてきたら、二択でチェックをします。

「あ」と「い」のもじカルタを用意して、
「『あ』はどっち?」と聞いて、子供に取らせます。
「これは何?」と聞くのは難しいので、選択肢から選ばせてあげることがポイントです。

正しいものが選べたら、しっかりとほめてあげましょう。
もし間違っていても大丈夫です。
「こっちが”あ”だったね!」と言って、正しい方を教えてあげます。
まだ読めていない文字があれば、またインプットに戻りましょう。
たまたま当たったということもありますし、
これまでのインプットとチェックを繰り返しながら、
わかるひらがなを増やしていきましょう。

最初は、二択から始めて、三択、四択、五択と難易度を上げていきましょう。
読ませたい気持ちもあると思いますが、まずは取らせることからです。
急ぎすぎないように注意です。

●フラッシュカードは「読み」もプラスして!

フラッシュカードを行っていらっしゃる方は、
ひらがなのカードを一緒に読んだり、
簡単な単語を読む練習も取り入れてみましょう。

ひらがなのフラッシュカードを使っている方は、
それをリピートさせる形で、一緒に読む練習をします。

ひらがなカードをお持ちでない方は、
手作りをしていただいてもいいですし、
裏面にひらがなが書いてあるタイプのカードであれば、それを使いましょう。

たとえば、果物のカードであれば、
「もも」「なし」「くり」「すいか」「みかん」など、
濁音やカタカナが入っていない、ひらがなのみの短い単語のものから始めます。

動物や、乗り物、身の回りのものなど、
1回に3~5枚程度を目安に、文字を見せながら一緒に読ませるようにしてみましょう。

イラストと文字の両方を見せることで、
「もも」という「音」と「文字」が一致して、より理解が深まります。

●歌詞を見ながら歌ってみましょう!

子供は耳で聞いて覚えるのが得意なので、
普段聞いている歌や、テレビから流れているコマーシャルの音楽など、
すぐに覚えてしまいますよね。

ですが、歌詞をまちがって覚えていることはありませんか?
本来、歌詞を見ながら歌っていれば、このようなことは少ないのですが、
耳からの記憶だと、こういうことがよくあります。

全ての歌というわけではありませんが、
歌い慣れたものや、もうすっかり暗記してしまっているもの、
ことばあそびの歌などがあれば、
今度は歌詞を見ながら歌うことも取り入れてみましょう。

「いつも自分が言っている「おはよう」って、文字にしたらこんな形なんだなぁ」と、
音と文字が対応していきます。
ただ、お子さまが嫌がるときや、勉強っぽくなってしまうのはNGです。
あくまでも、楽しい遊びとして取り組みましょう。

●ひらがな書きのウォーミングアップ!
ひらがな書き

ひらがな書きに入る前に、線描きの練習を始めておきましょう。
ひらがな書きは、お絵描きと違って、自由に筆を運んでいいというものではありません。

書き始めの位置、止める場所、書く順番、カーブや角度、はねる強さなど、
子供にとっては難しいミッションがたくさんあるのです。

このミッションをクリアするためには、
自分が思っているように鉛筆を動かす力が必要です。
頭の中では「こう書きたい」と思っていても、
慣れていなければ、その通りに鉛筆を動かすのはとても難しいことです。

たとえば、習字を思い出してみてください。
「ここは斜め上に」「これくらいの太さで」「ここは止め、ここは上にはねる」など、
こうしなければとわかっていても、いざ筆を持って書いてみたら、
太すぎたり、斜めに行きすぎたり、止めやはねがきれいにならなかったりと、
思うように書けなかったという経験はありませんか?

初めて鉛筆を持つ子供たちも、同じです。
なかなか思い通りに書けなくて、嫌になってしまいます。

だからこそ、この時期に線描きプリントをしておくことが大切です。
最初は直線から始めて、カーブ、角、円、はねなど、
少しずつ複雑なものができるようにしておきましょう。

線描きプリントは市販でもたくさん出ていますから、
どんなものを使われてもかまいませんが、
いきなり難しいものから始めるとお子さまが大変なので、
レベルに合わせて選んであげてください。

ある程度、線描きができるようになっていれば、
ウォーミングアップはバッチリです!
ひらがな書きへのステップアップも楽になりますよ。

STEP3 ひらがなをマスターしよう!

線描きができるようになってきたら、ひらがな50音を読めることが最終目標となります。
STEP2で取り組んでいたような単音読みを繰り返しながら、
簡単な単語を読むことにもチャレンジしていきましょう。

ただ、焦る必要はありません。
年齢的にこれができるようになるという目安はありますが、
お子さまのスピードに合わせて、STEP1、2を行ったり来たりしても大丈夫です。
ゆっくり確実に進めていきましょう。

●読めない文字を中心に!

STEP2でご紹介したもじカルタを使って、カルタ取りをして遊びましょう。
たくさんのカルタを並べて、ひらがなを読み上げます。
そこでカルタを取らせたり、反対に読む側になってもらって、
おうちの方がカルタを取る側になったりして遊びます。

遊んでいるうちに、お子さまの苦手なひらがながわかってくると思います。
最後は、その苦手な文字や曖昧な文字を中心に繰り返していきましょう。

・カルタの札を苦手な文字中心にする
・画用紙に大きく書いて、目に付くように貼る
・ひらがなチャートでクイズを出す

など、しっかり反復練習をしましょう。

●どんどん読ませて自信をつけさせて!
ひらがな読み

ひらがなが読めるようになることで、どんどん自信がついていきます。
簡単な絵本や、お子さま用のパンフレット、おもちゃなど、
ひらがなで書いてあるものを見つけたら、積極的に読ませてあげましょう。

いつも横についていなくても、
「なんて書いてある?」
「今日は〇〇くんが、お母さんに絵本を読んでくれる?」
などと、お子さまに任せてあげれば、自分は頼られているとやる気もアップします。

お出かけ先で、メニューを読ませてあげるなど、
自分でできることを増やしてあげましょう。
間違えても大丈夫!
おうちの人もたまには読みまちがいをしたりしながら、
楽しく取り組んで、自信を付けさせてあげましょう。

●いよいよひらがな書きにチャレンジ!
ひらがな書き

ひらがな読みと、線描きプリントをしっかり行ったら、
いよいよひらがな書きへとステップアップしていきます。

書くことに興味を持っているお子さんは多いと思います。
ただ、文字を書くことと、線を書くことは全く違います。
線描きの延長線上にひらがながあるようなイメージで取り組むとよいでしょう。

教材を選ぶときには、いくつかポイントがあります。

市販のひらがなプリントはたくさんありますが、
あ行から順番になっているプリントはあまりおすすめできません。

簡単な文字から始めることが、
ひらがな書きをスムーズに進める一番のポイントだからです。

例えば、「し」「つ」「へ」「く」「て」「の」は1画で書き切ることができますよね。
このように、書きやすい文字から始めていきましょう。

また、真っ白な紙に書くのはとても難しいので、
太いガイド線があるものや、枠が小さすぎないというのも大切です。
ガイド線が細いと、その上にぴったり重なるようになぞるのはとても難しいですし、
小さい枠内に納めるのも至難の業です。
特に、丁寧にやりたい気持ちが強いお子さまの場合、
このようなプリントはとてもストレスがかかってしまいます。

まずは、

・画数が少なく書きやすい文字から始まっているもの
・ガイド線が太く、大きな枠のもの
・正しい書き順がわかりやすいもの

を意識して、教材を選んでください。

最後の、正しい書き順がわかりやすいものというのも、とても大切なポイントです。
書き始めの位置にマークがあったり、書き順で色分けしてあるようなものがよいでしょう。

ひらがな書きを始めるときには、
正しい書き順で書くことを教えてあげましょう。
最初に書く時の書き順はとても大切です。
まちがって覚えてしまうと、矯正するのが大変になってしまいます。

七田式では、プリントと一緒に「ひらがなリズムがきのうた」を使っています。
絵描き歌のようなもので、歌に合わせて書いていくと、
正しい書き順で、上手にひらがなを書けるというものです。

おうちで取り組まれる際にも、
リズムを付けて、教えてあげると、楽しく取り組むことができます。
「し」であれば、「うえからしたへ まがって しゅっ」などのように、
わかりやすいことばにしながら、一緒に書いてみましょう。

これもなかなか一朝一夕に身に付くものではありません。
繰り返しが大切ですが、書ける文字が増えていけば、
お子さまもきっと楽しくなってきます。

プリントだけではなく、
大きな画用紙に書いて、作品のように部屋に飾ってあげたり、
自分の名前や家族の名前、身の回りにあるおもちゃの名前など、
いろいろな名札を作ってあそびましょう。

こうやらないといけないという決まりはありません。
お子さまの興味のあることに合わせて、アレンジしてあげてください。

文字ブロック

2.もじに興味を持たせるためには?

いくつかおうちでの取り組みをご紹介してきましたが、
今日からでも取り組めそうなものはありましたか?
全部始める必要はありません。
お子さまが好きそうなものに合わせて、アレンジしてみてください。

ひらがなチャートやもじブロックはおうちにあっても、
「いつか見てくれるかも?」と、
ただ持っているだけでは、なかなか振り向いてくれません。
積極的に使って、習慣作りをしていきましょう。

自分の名前よりも、兄弟やペットの名前、
動物や食べ物、電車の名前の方に興味があるのなら、
それから始めていってもいいのです。

カレンダーの絵やポスターの写真に名札を付けたり、
作った作品に字を添えてみたり、
入口はどんなことでも大丈夫です。
おうちの方も自由な発想で楽しんでみてください。

ただ単に文字を覚えさせたり、書く練習をさせたりすると、
お子さまにとっては苦行になってしまいます。
何のために文字を覚えて読むのか、どうして書く練習をしなければいけないのか、
子供なりに学ぶ意味が必要です。

ことばや文字は、”人に何かを伝える”ものです。

読んだり、書いたりすることで、それが実感できるように、
お子さまと一緒に新しい発見をするつもりで取り組みましょう!

いかがでしたか?
今回は、0歳から始める「ひらがなあそび」についてお伝えしました。
3歳以降の本格的なひらがなの学習に向けて、
様々な形でウォーミングアップをしていきましょう!

 

「もじ」が学べるおすすめの七田式教材はこちら
もじの取り組み

「フラッシュカード」についての詳しい記事はこちら
https://bit.ly/3fPSicP