幼児期のしつけの難関!先輩ママが教える、トイレトレーニング成功への5つのポイント

幼少期のしつけで、一番の難関は「トイレトレーニング」と言っても過言ではないでしょう。

どうしたらトイレに座ってくれるんだろう。タイミングは?と、親は、必死になって頑張ります。

これを書いている私も、3歳になった息子を持つ親です。そこで、2歳半から始めた、トイレトレーニングを、失敗談も含め、お話ししたいと思います。

トイレがキャラクター一色に

トイレトレーニングをするには、夏が最適ということを聞いていましたので、夏からスタートしました。

まずは、トイレって楽しいところだよ!ということを知ってもらいたくて、子供の好きなキャラクター満載のトイレにしました。男の子ですから、戦隊ヒーローのカレンダーやポスターはもちろん、ぬいぐるみや人形、そして、シール貼りができる環境も整えました。

正直言って、親にとっては落ちかない空間になってしまったんですけどね。

「○○ちゃん、見て!ここに大好きな〇〇がいるよ! トイレって楽しいよねえ。おしっこ頑張ろうか!」

「うん!」

この時、目を輝かせていたのを覚えています。その瞬間、私は「できる!!」という変な自信に満ち溢れていました。

ところが、トイレに行こう!と誘っても、行ってはくれますが、おしっこする場所ではなく、キャラクターに囲まれたパラダイス空間ととらえてしまい、全くする気配がありませんでした。

親子関係が最悪に

秋が深まってくると、トイレも寒いのか、行きたがらなくなりました。そこで、おまるを登場させました。

しかし、声がけしても「おしっこない」

「ない」と言った瞬間、おしっこが出る…。

どうして、声をかけたときにしないの?さっき、聞いたでしょ!!お風呂の前や朝起きたときに、座らせようと思っても、火が付いたかのように「いやだ」と叫び泣く始末。もう、親である私のイライラはMAX状態でした。

そうなると、子育てもうまくいきません。言うことをきかない。落ち着きがなくなる。親の顔色をうかがう…などなど。

同じ月齢の子供さんが、トレーニングパンツを履いていると聞くと、息子が「紙オムツ」をいまだに履いていることに、落ち込んでいました。

そうしているうちに、私も主人も年末年始の休暇の時期になりました。

この休みを使わずしてどうする!と夫婦で話をし、トレーニングを再開しました。今度は、失敗せずに行いたかったので、以下のことをポイントに進めました。

トイレトレーニング成功への5つのポイント

ポイント① 1日中トレーニングパンツを履く

とにかく、漏れたら気持ち悪いんだよ!ということを実感させることを徹底しました。

失敗しても「洗えばいいだけ!」。失敗してもいいように、トレーニングパンツを1月1日に追加で買いに行きました。

 

ポイント② 2~3時間、パンツを履かない時間を設ける

オムツだからおしっこをする…では、履かなかったらどうするだろう?という発想からです。

床に出してもOKという心持ちで行いました。

 

ポイント③ 子供の表情、様子をじっくり観察する

共働きをしていますので、普段見ているようで、なかなかじっくり見ていないところだと実感しました。

おしっこが出る前の様子、ウンチが出る前の様子等、つぶさに観察。

出そうだなと、見極められたら速攻おまるへ行っていました。

 

ポイント④ キーワードを考える

我が家の場合は「漏れる漏れる!!!」(2回くり返しがポイントです)

「○○ちゃん、トイレ行かないと、おしっこ漏れる漏れるだよね」と、漏れる…という言葉の意味が分かっていましたので、この言葉は、非常に効果的でした。

 

ポイント⑤  トイレ(おまる)でしたら、大げさに、そしてしっかりほめる

これが一番重要ですね。

「うわぁ!!たくさん出たね。」「すごいじゃん!お母さん、びっくりしたよ。」

「ここでできる〇〇ちゃん、かっこいいな!」など、大げさに驚いて、感激して、ほめて、ぎゅーっと抱きしめます。子供は、まんざらではないようで、うれしそうに満面の笑みを浮かべました。

 

この「休み」のおかげで、余裕も生まれ、失敗しても起こることなく、接してあげることができました。

年末年始での休みだけで、80~90%成功!夜寝るとき以外は、トレーニングパンツで過ごせるようになりました。

その後も「かあたん、おしっこでる」と伝えてくれました(たまに失敗もありますが、ご愛嬌ということにしています)。

トレーニング方法は、いろんな方法があると思いますし、ここに書かせていただいたことが一番ということはありません。その中でも共通して言えることは、「親の心に余裕があること」だと思います。

現在頑張っている方、そして、そろそろ始めようとされる方、ぜひ、今度やってくるGWの休みを利用して、短期間で徹底して取り組んでみてはいかがでしょうか。