大谷翔平の人間力!世界中で愛される原点とは?

1、目標を達成するためのイメージ力・思考力

大谷翔平選手が、高校一年生の時に書いた「マンダラチャート」。このチャートには、高校生の彼の目標が細かく設定されています。
当時の彼の一番の目標は、「プロ野球8球団からドラフト一位指名」。普通の高校球児であれば、「甲子園出場」、「甲子園優勝」などと考えそうですが、彼は、当時から更に高い所に目標を設定していたことがよくわかります。

このように自分の目標を言葉にして、いつも目にすることで、常に目標を意識して過ごすことができます。
あわせて、彼が花巻東高校時代と日本ハム時代に続けていたのが、日誌です。「心・技・体・生活」などの項目について、成功・失敗したときの心身の状態を振り返っていました。
日誌で、目標を設定して1日を振り返り、自己分析することを毎日続けることで、先を見通せるようになり、目標が少しずつ叶っていくことを実感することができるようになります。

マンダラチャートや日誌でセルフマネジメントすることが、パフォーマンスを高めるために、欠かせなかったのです。
あるインタビューで、「僕は、どちらかというと頭の中で考えた方が上手くできることが多いんです。頭の中で、明日のブルペンではこうしようと考えて投げた方が、いい感覚を掴めることが多い」と言っています。
このように、自分と向き合う時間を持つことで、高い思考力が育ち、自己効力感も高まり、夢を掴むことができたのです。

2、高い集中力

大谷翔平選手は、試合の時、常に高い集中力を保っています。
たくさんの観客と歓声の中、集中力を保つことはとても難しいものですが、集中状態を作る才能に長けています。

さらに大谷翔平選手はイメージ力にも長けているため、イメージ空間に入り込むこと=高い集中力状態になっているのです。

試合中に彼の周りを虫が飛来した際も集中力を切らさず、ホームランを打つなどのエピソードもあります。
エンゼルスのネビン監督も「彼は、人生で出会った中で最も集中力を持った人物」と話しています。
ルーティンを大事にして、自分のゾーンに入り込むことができるからこそ、集中状態で、すばらしいプレーを展開することができるのでしょう。

3、たくさんの人を魅了する「二刀流」

皆さんもご存知の通り、大谷翔平選手は投手としても打者としても非常に高い能力を持っています。
彼の代名詞ともいえる「二刀流」。「不可能」と言われた「二刀流」への挑戦を貫き、多才なプレイスタイルと優れた実績は、野球ファンやメディアから称賛され、彼が特別視される要因となっています。

彼のそのプレースタイルは、多くの人々に夢と感動を与え、彼の試合に対する期待と関心を高めています。

4、チームへの貢献意識

大谷翔平選手は、個人の成功だけでなく、チームへの貢献を思い、全力を尽くすことを重視しています。勝利貢献度を示す「WAR」でも、上位に位置しています。

彼は、彼の代名詞でもある「二刀流」によってチームを勝利に導くことに、喜びややりがいを感じています。その姿勢は共感を呼び、ファンやチームメイトからの支持を集めています。

また、持ち前の協調性で、チームメイトとも良好な関係を築き、クラブハウスはいつも大谷翔平選手の笑い声が響いているそうです。
チーム全体のために最善のプレーをすることで、チームの結束力を高めています。

野球トレーニング

5、努力する天才

大谷翔平選手は非常に努力家であり、常に上のレベルを目指して自己超越を追求しています。
彼は、才能だけでなく、努力と訓練の重要性を理解しており、トレーニングや練習に時間をかけています。

メジャー入りを決断した際も「自分はまだまだ不完全な選手だと思っていますし、やらなければならないことが多い選手だと思っています。」と語っていて、自分を磨くことを怠りません。

結果が伸び悩むたび、「二刀流は不可能」と言われてきた大谷翔平選手ですが、たゆまぬ努力と練習により、二刀流として活躍しています。彼は、ピッチャーとしても、バッターとしても、世界一の選手になることを目指しているのです。

このような、彼の成績向上や新たな技術の習得に対する姿勢は、多くの人々に勇気と励ましを与えるものとなっています。

6、多くの人を魅了するリーダーシップ

「生きる教材」として、生き方がお手本のようになっている大谷翔平選手は、WBCでもリーダーシップを発揮して、決勝戦前に言った言葉は、みんなの心を打つものになりました。

その時の言葉を一部引用します。
「憧れるのをやめましょう。野球を知っていたら、誰しもが聞いたことがあるような選手たちがいると思う。憧れてしまっては越えられないので、僕らは今日超えるために、トップになるために来たので、今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう。」

目標を明確にして、チームメイトを鼓舞するためのメッセージとなっています。太く、シンプルに伝える力も優れています。

7、コンディションを維持するための身体作りと食生活

大谷翔平選手は、食事の管理も徹底しており、管理栄養士とサポート契約を結んで、食事や栄養のアドバイスを受けています。血液検査の結果から、自分の体に合わないものや、不足している物などを考慮して、日々、栄養管理を徹底して食事を摂っています。

また、外食はほとんどせず、シーズンオフなどは自炊をして、料理の写真を担当の栄養士に送って、アドバイスを仰ぐこともあるそうです。

食事を楽しむというより、体のために、いかに栄養の摂取をしていくかということを考えていることがよくわかります。
当日の登板予定などによって、食事をとるタイミングや時間なども意識して、強靭な身体作りをしているのです。

睡眠管理

8、体調を管理するための、徹底した睡眠力

怪我をせず、試合に出場し続けていることからもわかるように、徹底した体調管理をしています。
特に、次の試合に疲れを残さないために睡眠を大切にしているのは、有名な話です。夜は最低10時間、さらに昼寝を2時間しているといいます。忙しくても、最低8時間半から9時間は睡眠時間を確保して、次の日のために備えているそうです。

「寝れば寝るほどいい。まずは量を確保。質はその次」とも語っていて、とにかく睡眠時間を重視しています。

マットレスや枕なども自分の体に合ったものをオーダーで作っていて、移動先にも持って行き、自分の体に合った寝具を使うようにしています。

休息して、リカバリーすることも、立派な仕事です。能力を最大限に発揮するために、1日の約半分を寝て過ごして、心身の健康を整えるための努力をしているのです。
質の良い睡眠で、日々のパフォーマンスが上がります。彼の睡眠力からは、たくさんのことを学べることでしょう。

9、卓越した時間の使い方

投手と野手の二刀流として試合に出場するためには、人より多くの練習量が必要となります。
大谷翔平選手は、無駄な時間を徹底的に排除して、睡眠時間や練習時間の確保をしているのです。

休日や自由時間も全て、自分を高めるために使っているといいます。大谷翔平選手は、野球の全ての技術を習得することは不可能と言っています。だからこそ、自分がどこまで技術を習得して、野球が上手くなるかを楽しみに、日々、練習に励んでいるようです。

全ての時間を自分を高めるために捧げているからこそ、日々進化することができ、自分と常に向き合うことができているのでしょう。

10、人を魅了するポジティブマインド

大谷翔平選手は、ポジティブで楽観的な性格であり、プレッシャーや挑戦に対しても前向きな姿勢を持って取り組みます。
「二刀流は無理では!?」と周囲から言われても、自分ができる限りのことを黙々とやり抜く力を持っています。

高校2年生のときに、股関節の怪我で、投手として出場できない状態のときにも、悲観せず、発想を切り替え、投手として練習ができないこの期間に、打者としての練習を積み重ね、才能を開花させたのです。

怪我で投げることができないというピンチが、二刀流のきっかけになったといえます。
そのときも、「辛いと思わず、良い状態でプレイできるように、その時に自分ができることをした」と彼はインタビューで答えています。
自分にとって、良くない状況の時にも、ネガティブをポジティブに変えて行動することができるのです。

また、大谷翔平選手が高校時代より座右の銘としているのが、「先入観は、可能を不可能にする」です。
人は、つい「自分には無理」「どうせできない」などと自分に言い訳をして、行動にブレーキをかけてしまいがちです。しかし、「自分はできる」と、常に成長を追求する姿勢を持つことで、困難な状況でも諦めずに挑戦し続けることができたのです。

怪我や苦境に見舞われても、前向きな姿勢を保つ彼の姿は、チームやファンの人々を魅了しています。
そして、裏表のない、彼の持つ明るい笑顔と前向きなポジティブマインドは、人々の心を打ち、愛される理由の一つとなっています。

コミュニケーション能力

11、コミュニケーション力

物怖じしない性格で、渡米してから英語力を高め、チームメイトとのコミュニケーションを楽しんでいます。チームメイトも、大谷翔平選手はいつも笑顔で、いら立っている所を見たことがないと話しています。

他のチームの選手にも自分から挨拶に行くなど、前向きな交流をはかっています。また、大リーグのスター選手からも人気があり、オールスター戦の際も、先発登板にも関わらず、たくさんのボールやユニフォームに丁寧にサインをしたのは、有名な話です。
また、大谷翔平選手の趣味の1つでもあるスマホゲームなどをして、チームメイトと親睦をはかることもあるようです。

12、謙虚さ、真摯な姿勢

大谷翔平選手は、非常に謙虚な性格として有名です。たくさんの成功や功績をおさめていても、謙遜し、周囲の人々やチームメイトに感謝の気持ちを示す様子が映像やインタビューから伝わってきます。
「今日はたまたま打てた」「アメリカの野球を尊敬している」など、彼の謙虚な言葉や態度は、インタビュアーや記者だけでなく、多くの人に感銘を与え、尊敬される要因となっています。試合で良かった点、反省すべき点、出来栄え等をまっすぐ答えていることがよくわかります。
自分を取り繕うことなく、その時の自分に正直に向き合っているのでしょう。

大谷翔平選手が、メジャーで初本塁打を打った後、エンゼルスは、ホームランを打った瞬間の写真をフレームに入れてプレゼントすると申し出ましたが、彼は礼儀正しく断ったというエピソードもあります。その代わりに、「エンゼルススタジアムの写真をもらえるか」尋ねたそうで、現地ファンからも「慎み深い」「なんて謙虚なんだ」という賞賛の声が集まりました。
偉大な選手になるほど、他人の目は厳しくなる傾向がありますが、彼の控えめな言葉と謙虚すぎる態度は「日本人の誇り」ともいわれています。

13、人々に愛されるユーモア

大谷翔平選手は、「打てる、投げられる、そして、笑わすことができる」と記事にも書かれるように、ユーモア溢れる人材です。
取材陣やチームメイトにも、持ち前の明るさで人を笑顔にさせる話術やスキルを持っています。
チームメイトと仲良く交流し、時にはいたずらなどをして笑わせることもあるそうです。
少年のような愛嬌や明るい笑顔が、チームを明るく、団結させているのでしょう。
また、大谷翔平選手のユーモアは、ファンの間でも多くの笑顔と共感を生み出しています。

チャリティ支援

14、地元への熱い思い 寄付やチャリティへの参加

大谷翔平選手は、岩手県出身であり、地元への愛情と熱い思いを持っています。
岩手県は東日本大震災の被災地でもあり、自分ががんばることで、その思いが地元の人に届くとよいと談話で話しています。自身の成功を地元の支援者や地域の活性化につなげたいという思いがあります。

また、慈善活動やチャリティイベントへの参加など、積極的に寄付をしたり、チャリティへ参加したりして、社会貢献を行っています。
社会的な取り組みに対する姿勢は、たくさんの人々に感動と希望を与え、彼がさらに愛される理由となっています。

15、熱心なファンサービス

ファンサービスにも非常に熱心で、いつも応援に来てくれるファンの人たちに、多くの方法で感謝の気持ちを示しています。
観客を前に即席サイン会をしたり、写真を一緒に撮ったり…と、ファンと直接交流する機会を提供しています。彼のファンサービスが、たくさんの人を幸せにして、夢と希望を与えているのです。

また、SNSを通じて、ファンとのコミュニケーションを図っています。定期的に投稿をして、ファンへ近況報告を行っています。
ファンとの関係を大切にする姿が、彼の人気や支持をさらに高める一因となっています。

16、ゴミ拾いと整理整頓、片づけで運気アップ!

「ゴミを拾う」という教えは、花巻東高校時代の佐々木監督による教えです。
「ゴミは人が落とした運。ゴミを拾うことで運を拾う。そして、自分自身にツキを呼ぶ」この教えを大切にして、メジャーに行ってからも、ゴミを拾う姿が度々話題になっています。

フィールドに落ちているゴミは必ず拾ってゴミ箱へ入れています。近くにゴミ箱がないときでも、サッと拾ったゴミをポケットに入れて、後で捨てているそうです。
ロッカールームもユニフォームや練習着・シューズなど整然と収められ、とても整っていると話題です。
整理整頓された整然とした場にいると、生活の質も上がり、心もすっきりとします。
自分の周りを片づけたり掃除したりして、「清める」ことが彼の活躍につながっているのでしょう。

17、純粋な野球愛

プロになると「野球=仕事」と考え、オフの時期は野球のことを少し忘れて、他のスポーツを楽しんだり、友人との食事を楽しんだりしている選手もいます。
一方で、大谷翔平選手は、自ら公言しているように「野球が大好き」という揺るがない思いを持っています。仕事が野球になると純粋に楽しむことが難しくなる場合がありますが、「楽しい」という種類が変わってくるといいます。しかし、根本的な「野球が好き」という気持ちは変わらないと言う大谷翔平選手。
その素直な思いがファンにも伝わり、彼が愛される一番の理由になっているのでしょう。

以上が、大谷翔平選手の人間力と愛される理由の一部です。
彼のすばらしいパフォーマンスと優れた人間性は、多くの人々に勇気や希望を与え、彼が特別な存在として賞賛される要因となっています。
これから5年後、10年後…、どんな活躍を私たちに見せてくれるのでしょう。大谷翔平選手の今後の活躍や成長が益々楽しみです。

=参考文献=
児玉光雄 大谷翔平86のメッセージ (知的生きかた文庫) 三笠書房 2018年出版