今年のゴールデンウィークはいつもと違う!子供が成長する4つのポイント

もうすぐGW…子供にとって学びのある休日にするには?

日に日に暖かくなり、お出かけしやすい季節になりました。もうすぐゴールウィークがやって来ますね! 子供たちも待ちに待った大型連休。普段忙しく、なかなか時間をとってあげられていないパパ・ママも、この機会に休みをとって、子供とゆったりした時間を過ごし、家族の思い出を作っていきたいですよね!

とは言っても、定期的にやってくる長期休み。

「定番スポットはもう行ってしまったし、どこに連れて行こうか迷う…」

「ただ遊ぶだけじゃなくて、子供にとって学びのある休みにしてあげたい…」

 

毎年のことに、過ごし方や行き先に悩む方も多いのではないでしょうか。そんなあなたに、遊びも学びも盛りだくさんのゴールデンウィークの過ごし方をご紹介!

今年は一味違うゴールデンウィークをご家族で過ごしてみませんか?

1 大切なのは体験すること!

子供たちにとって、どこかに行くということは、家族一緒にハプニングや出来事を経験し、家族の絆を深めたり、思い出をつくったりする貴重な体験です。

「家族一緒に」ということに意味があり、必ずしも遠くに出かける必要はありません。

また、学びのある休日にするという意味でも、大切なのは行き先よりも、そこでどんな体験をするかということです。

子供が普段見ないものや、触れないもの、行かない場所など、日常ではなかなか出来ない体験をさせてあげることで、子供の視野を広げてあげましょう。

子供は、自分が普段見ている範囲のことしかわかりません。夢の想像も同じで、自分の見た世界の中でしかできません。まず、親が子供の視界を広げてあげることで、子供の夢を膨らませるきっかけづくりになるのです!

2 旅で子供の主体性を育む!

親が行き先や過ごし方を決めるのではなく、準備の段階から、子供にも考えさせ、行動させて、主体性を育てる機会にしましょう。子供に「どこに連れて行ってくれるの?」という受け身でいさせるのではなく、計画段階から参加させます。

行き先や行動計画を立てることで、計画性や物事を提案する力を身につけることができます。

まずは、「今度のお休み、家族でどこかに行こうと思うのだけれど、どこがいいと思う?」と聞いてみます。そして「○○へ行きたい」と返事があれば、「そこにはどうやって行けるか調べてごらん? 電車かな? バスかな?」などと聞いて、自分で考え、調べるよう促しましょう。

また行き先が決まれば、過ごし方を考えて計画を立てたり、親子で旅のしおりを作ってみたりしても楽しいでしょう。

荷づくりも同様です。親が全て準備をしてしまうのではなく、子供と一緒に持っていくべきものを考え、荷物をまとめるところまで一緒にやってみましょう。

子供も含めて、家族一緒に計画を立てることで、子供のやりたいことを実現する力、人生を楽しむ力を伸ばすことができます。

旅は、案内される者より、地図を持った者の方に記憶が残り、楽しむことができるといいます。準備段階から参加させることで、より一層心に残る思い出が出来るはずです。

3 「館」がつく場所に行こう!

具体的な行先としておすすめなのは、「館」がつく場所。

たとえば、図書館、美術館、博物館など、普段身近にないものが見られる場所です。そこで目にしたものの中に、子供が興味を持てるものがあるかもしれません。

何に興味を示すかは、与えてみなければわかりません。自分の目で見ることで強烈な刺激になり、それが夢を持つきっかけにもなります。

子供の世界を広げるために、親がいろいろなものに出会わせてあげることが大切なのです。

4 子供のうちから「ボランティア体験」

長期休暇の過ごし方としては、なかなか思いつかないものの一つかもしれません。

しかし、ボランティア体験を通して、社会のこと、他者のことを考える時間を持つのもオススメです。近くで活動しているボランティアグループに参加させてもらったり、高齢者や障がい者の施設などでお手伝いをさせてもらったりするのはいかがでしょう。ボランティアを募集している催しなどに参加してみるのも良いです。

 

「ボランティア」と言っても、福祉的なもの、環境問題、国際交流、地域おこしなど、内容はさまざま。あまり気負わず、興味を持って取り組めそうなものを選んでみましょう。

 

人に対するボランティアであれば、相手の気持ちを考えること、施設やグループなどで行うときは、決まり事やルールを守ることを学べます。地域・社会のことについて実地で学んだりすることで、学校では学べない経験ができます。

他にも、職業体験施設でさまざまな職業を知ったり、農業体験をして食の大切さに触れたりなど…。普段出来ない体験で、子供たちの世界を広げてあげましょう。

きっと、日々の生活のなかではなかなか見られない子供たちの姿を見ることができるでしょう。

出展

「夢そだて 第454号」
「夢そだて 第461号」
「夢っこクラブ2015年3・4月号」