【セリフ付き】3歳・4歳・5歳の幼児の才能を伸ばすしつけのコツ&賢い子供を育てる方法

子育ての悩み…「子供のしつけ方がわからない」

みなさん、こんにちは。しちだ・教育研究所の大川です。

 

日々、子育てをしていると、悩みは尽きないものですよね。

私にも1歳の娘がいますが、日々、試行錯誤しながら、育児をしています。

 

中でも、

「しつけの仕方がわからない…」

「どんな教育方針で育てるべきかわからない…」

「どんな育て方をしたら賢い子に育つの?」

といった悩みは上位にランクインするのではないでしょうか。

 

今回は、そんな子育ての悩み解決に役立つ、賢い子供を育てるためのしつけの方法と、賢い子供を育てる教育方針のポイントをご紹介します。

 

・【子供の才能を伸ばす】「賢い=知能指数が高い」?賢い子供を育てるには、幼児教育ができる今がチャンス!

・叱る教育、ほめる教育…どんな教育方針にすべき?優しい・賢い子供を育てるポイント6つ

・子育てのイライラ、お小言は卒業!今日から実践できる、子供の才能を引き出す4つのセリフ

【子供の才能を伸ばす】「賢い=知能指数が高い」?賢い子供を育てるには、幼児教育ができる今がチャンス!

「賢い子供に育ってほしい」

多くのパパ・ママがお子さまに期待することの一つですよね。

では、この「賢い子供」とは、一体どんな子でしょう?

「知能指数が高い子」など、さまざまな見方がありますが、一つ言えるのは、

「生まれ持った才能を発揮できる子」

ではないでしょうか。

 

なぜなら、私たち人間は、もともと誰もが高い才能を持って生まれてくるからです。

つまり、生まれたときにはみんな「賢い」のです。

 

しかし、人によって能力に差ができるのは、実は生まれ持ったものが違うということではなく、幼児期にどんな働きかけや教育を受けたかが大きな鍵を握っています。

生まれ持った才能を最大限引き出してあげると、能力の高い「賢い子供」に育つと言えるのです。

 

さらに、生まれ持った才能を最も引き出せるのは、実は人生のうち胎児期~6歳までのわずかな時間しかないということをご存知ですか?

このわずかな時間を逃さず、子供の才能を引き出すには、幼児教育が大きな役割を担っているのです。

 

幼児教育と聞いて、「うちの子はまだ小さいから…」「こんなに小さいうちからお勉強?」と思った方、実はそうではありません。

その理由は、2つあります。

理由①脳の発達途中には、すばやく吸収できる

人間には、「才能逓減(ていげん)の法則」というものがあります。

これは、年齢が低ければ低いほど、教わったことや働きかけを楽に吸収でき、才能を引き出しやすいという法則です。

 

人間の脳は、6歳頃に90%が完成します。脳が完成するまでの成長途中には、教わったことをどんどん吸収して、成長できるのです。

しかし、6歳を過ぎて脳が完成しきってしまうと、年を重ねるほど吸収力は低下し、生まれ持った才能を引き出すことが難しくなっていきます。

 

もちろん、人間は何歳になっても成長できます。しかし、この脳が完成するまでの間の方が、成長後よりもずっと簡単にいろいろなことが身につき、優れた理解力、記憶力、想像力など、勉学やスポーツ、芸術などでも役立つ能力が身につくのです。

理由②子供は楽しく学ぶ天才!

子供はもともと何でも「自分でやりたい」、「学びたい」という意欲を持っています。幼稚園の年長さん頃には、「わたしがやりたい!」「ぼくにやらせて!」と盛んに言う時期がありますよね。

子供が生まれながらに持つ「知りたい」という欲求に親が応えて、いっそう興味を引き出すことで、可能性をさらに広げることができます。子供がした行為や成果に対して、親が溢れるほどの愛情を示してあげることが大切です。

 

さらに、子供は楽しく学ぶ天才でもあります。例えば、プリント学習や英語学習など、大人にとっては「お勉強」ととらえやすいことでも、子供にとっては楽しい遊びの一つなのです。

まずは「学び」を「遊び」として提供してあげましょう。

 

お子さまのできることに目を向けて、できたことを喜び、お子さまのやる気をしっかりと育ててあげたいですね。

叱る教育、ほめる教育…どんな教育方針にすべき?優しい・賢い子供を育てるポイント6つ

幼児教育で大切にしたいのが、心の教育をしっかりと行い、知識を詰め込みすぎないこと。

現代では特に、子供の知能を高めるだけではなく、心の教育、つまり人に対してのやさしい思いやりを持つことができる教育が必要とされています。

先ほどご紹介したように、子供の学びや才能を引き出すことももちろん大切ですが、子供の心がきちんと育っているかにも注目しましょう。

 

心が育った状態とは、

・心が清く、人を憎むといった汚れた気持ちを持っていない

・他者を気遣うやさしい心を持っている

・明るくあいさつができる

・素直に「はい」と言える

といったことを指します。

「清さ」「明るさ」「素直さ」を養い、自己中心的でない人間性を身につけることが必要とされているのです。

 

子供の情緒面の発達や社会性、つまり子供の「人格」を形づくるためにも、幼児期の教育や心を育てることがとても重要です。

 

しかし、子供の教育方針やしつけの仕方には人によって様々な考え方がありますし、はっきりとした正解というのもありませんよね。

「私は子供をほめて伸ばしてあげたいのに、夫は逆で厳しく叱っていて、…」など、親や家族の間で教育方針が一致せず悩んでいるという方も多いのではないでしょうか。

 

たしかに、お子さまのことを思うあまり、「もっとこうなってほしい」と親の願いはたくさんありますし、その通りにいかないと不安になってしまうこともありますよね。

しかし、あくまでもわが子はわが子の個性、わが子のペースで伸びているということを大切にしましょう。

 

子供の得意なことや好きなこと、苦手や嫌いなことも全て認めて、現状をほめてあげることで、子供の個性や才能を伸ばすことにつながるのです。

 

そのために、七田式には、愛情を持って子供を見つめるための6つのポイントがあります。
1.子供の短所を見ない。長所を見てほめる
2.今の子供の姿をできあがった姿と見ない。途中の過程と見る。
3.完全主義で育てない。(高い基準で見ない)
4. 他の子やきょうだいと比較しない。
5.学力中心で育てない。
6.現状のそのままを100点と見る。

当たり前のことのようですが、日々の生活の中ではつい忘れてしまいがちなことでもありますよね。

子育てやお子さまとの関係に不安がある方、ご家族との教育方針が一致せず困っているという方も、ぜひ、この6つのポイントをチェックしてみてください。

子育てのイライラ、お小言は卒業!今日から実践できる、子供の才能を引き出す4つのセリフ

これまでご紹介してきたように、子供の心を育てるには、そのための幼少期に行うしつけが不可欠です。

「しつけ」というと、子供を厳しく叱ったりするなどのマイナスのイメージを持つかもしれませんが、もともとはそうではありません。

 

子供の心を育てるためのしつけは、本来は主にこの3つが目的です。

人に対しての優しさ、思いやりの心を育てる

自分の衝動を抑える力を育てる

身の回りのルールを守る力を育てる

つまり、しつけとは、自分の感情をコントロールし、他人のことが考えられる子に育てるためのものなのです。

 

特に小さいお子さまの場合、食事やトイレトレーニング、お片付けなどのしつけも必要ですし、しつけは日常茶飯事ですよね。つい厳しく言いすぎたり、逆に子供が全く聞いてくれなかったり、さまざまな不安や悩みがあることと思います。

 

今日から実践できる、しつけや心の教育に効果的な親の言葉がけのセリフをご紹介します!

①叱り方のポイント

先ほどご紹介したように、子供の才能を引き出すには、子供のありのままを認めてほめることが大切です。とはいえ、叱る場面は必ずありますし、何でもほめてばかりでは逆にマイナスの効果を生むことになりますよね。

 

子供を叱る時には、あらかじめ「何をしたら叱るか」というルールを決めて、親子で共有しましょう。

 

例えば、「嘘をついたら」「家族やお友達にいじわるをしたら」など、明確なラインを決めることです。「お母さん/お父さんはこれをしたら叱るよ」とお子さまと約束し、それ以外では叱らないようにします。

 

ポイントは、親が自分の気分に左右されることなく「これを破ったら叱る」という貫した対応をすること。

親の気分次第で、叱ったり叱らなかったりと対応がぶれてしまうと、子供は物事の善悪ではなく、親に叱られないかを基準として考えるようになってしまう危険があります。

親の一貫した対応によって、子供は親の顔をうかがったり必要以上におびえたりすることなく、のびのびと行動できるのです。*1

②ポジティブな言葉で伝える

日々の生活では、家事や仕事で忙しい時や余裕のないときなど、つい子供の言動にイライラしたり、きつく言ってしまったりすることもありますよね。

毎日のお子さまとの会話やお子さまにかける言葉が、マイナスな言葉ばかりになってはいませんか?

 

親から子供にかけられる言葉は、とても強い影響力を持ちます。「どうしてできないの?」という言い方をされると、お子さまは「自分はできないんだ」と無意識に思い込んでしまい、本来持っている力を発揮できなくなってしまいます。*1

 

日々の生活の中の小さな言葉でも、ポジティブな言い方に変えることで、子供の自信を育てることにつながるのです。

 

すぐに実践できる言い換えの例をご紹介します!*1

 

例①「早くしなさい!」「早く食べなさい!」「早く用意しなさい!」

言い換えの例:

「早くしてくれると、お母さん/お父さんうれしいな!」

(早くできたら)「すごい!いつもより早くできたね。ありがとう。お母さん/お父さん、とっても嬉しいよ!」

 

例②「なんで(こんな簡単なこと)できないの!」

言い換えの例:

「これをこんな風にすると、できるようになるよ。」

(少しでも子供ができたら)「すごい!できたね!頑張ったら次は○○もできるようになるよ。」

 

例③「片づけなさい!」

言い換えの例:

「もう○○する時間だから片付けるよ。△△ちゃん/△△くんがお片付けできるの、お母さん/お父さんは待っているからね。」

(それでもなかなか片付けない場合)「お母さん/お父さんが10数えるうちにお片付けしてね!10、9、8、…やっぱり上手にサッとお片付けできたね。すごい!」

 

例④(自分でやるべきことを親に「やって!」と言ってきたとき)「自分でやりなさい!」

言い換えの例:

「○○ちゃん/○○くんなら、もうそれは自分でできるよ。お母さん/お父さんにできるところを見せて。」

「○○ちゃん/○○くんがそれをできるところ、お母さん/お父さん、見たいなあ。」

「お母さん/お父さんできないから、○○ちゃん/○○くんがやって、お母さん/お父さんに教えてよ。」

 

 

いかがですか?少しの言い換えで、伝わるニュアンスや意味もガラッと変わりますよね。

子供は、どんなこともすぐにできるようにはなりませんし、どの子にも得意・不得意があります。子供の努力や行動しようとしている意思を認めながら、次のステップに進めるような声がけをすることが大切なのです。*1

今回は、賢い子供を育てる方法とポイントをご紹介しました。

 

幼児教育の役割は、一つは子供を社会に役に立つ人間に育てることです。

単に知識を詰め込み、学校で良い成績をとれる子に育てるのではなく、そのお子さまにしかない個性や得意分野を伸ばしてあげられるよう、働きかけてあげたいですね。

 

お子さまの優れた能力を引き出し、伸ばすお手伝いをしてあげながら、楽しく育児をしていきましょう。

出典:*1七田厚著「七田式 子供の才能は親の口グセで引き出せる!」(青春出版社)

皆さん、最後まで読んでくださりありがとうございました。

幼児教育は、お子さんの人生に大きく影響を与えます。お子さんの年齢が低ければ低いほど、幼児教育の効果は最大化されるのです。

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