オリンピック選手に学ぶ子育て!内村航平選手の幼少期の過ごし方とは?

こんにちは!

七田式教室講師の七田一成です。

 

いよいよ東京2020オリンピック・パラリンピック開催まで残りわずかとなりました。
皆さんはどの選手に注目していますか??

テニスの大坂なおみ選手や錦織圭選手、競泳の萩野公介選手や瀬戸大也選手、サッカーの久保建英選手や堂安律選手など…。
他にも、オリンピックで活躍に期待のかかる選手が大勢いますよね。

今回は、そんなオリンピックの選手候補の中から、私が特に注目している内村航平選手についてお話したいと思います。

内村航平選手の受けた教育とは・・・?

内村航平選手は北京・ロンドン・リオデジャネイロと、これまでオリンピックに3度出場しており、合計で7つものメダルを獲得しています。

体操競技に興味のある方はもちろん、体操競技について詳しくない方でも、知らない方は少ないのではないでしょうか。

リオ五輪後は、怪我と闘いながらも、日本体操界初のプロ選手となりました。

個人枠で代表内定が確定した東京オリンピック。
4大会連続出場となる今大会では、どのような演技を見せてくれるのでしょうか。

内村選手が世界のトップアスリートになるまでの経緯を調べてみると、内村選手が子供のころ、お母さまから受けられていた「働きかけ」が、大きな影響を与えていることが分かりました。

内村選手のお母さまは一体どんなことされていたのか…、それらが内村選手にどのような影響を与えていたのかを、講師の目線でご紹介したいと思います!

とにかく「褒める」これが鉄則

体操一家に生まれ育った内村航平選手ですが、最初から素晴らしい成績を出せたわけではなかったそうです。それでも、内村選手のお母さまは、内村選手の結果よりも努力の面を見て、とにかく褒めることを続けられました。

内村選手は褒められることで、どんな結果でも体操へのやる気につながり、努力し続けました。次第に、そのやる気と努力は結果へとつながってきたそうです。

 

どんな子供でも、心の奥底では「褒められたい」「愛されたい」という気持ちがあります。

その気持ちを理解してあげて、愛情を注ぎ続けること。

そうすることで、子供は優しくて思いやりのある子に育つだけではなく、これまで以上に素晴らしい成果を残すことができるようになるのです。

 

子供たちには褒めるところがたくさんあります。

「○○ちゃん、今日はとてもかわいい笑顔ね。」

「○○くん、歩けるようになったんだ!すごいね。」

など、小さなことでもたくさん褒めてあげることが、子供たちの成長に大きな影響を与えます。

幼少期からの教育 記憶力・集中力を鍛える

内村選手のお母さまは、体操のことだけではなく、幼少期からの教育にも力を入れていました。

まだ生まれて間もない6か月後から、ジグソーパズルに取り組ませ、創造力を育みました。年齢が上がると、絵本を瞬間的に記憶する取り組みを行い、記憶力・集中力を鍛えました。

 

基本的に、脳は3歳までに右脳・左脳がつながる一周回路が開かれ、3歳には大部分が確立されます。

だからこそ、3歳までの取り組み・働きかけがとても重要なのです。

更に、取り組みが早ければ早いほど、才能が開花する可能性は大きく広がっていきます。

0~3歳までは、子供たちが自ら進んで学ぶことは難しいため、保護者の方の働きかけが、子供たちを将来的に大きく成長させる第一歩となるのです。

右脳を鍛え、培ったイメージ力

内村選手のお母さまが注目された教育は、国語や算数ではなく、ジグソーパズルや絵本の瞬間記憶などの右脳教育でした。

右脳を鍛えることで、イメージ力を培い、その効果は体操演技の中でも大いに発揮されていました。

実際に内村選手本人も、インタビューの中で、

「演技前には、頭の中の動きと手の動きが直結できるようにイメージをしています。イメージをすることで、演技中に今自分がどのような状態で、どこいるのか分かるようになりました。」と答えられていました。

 

今日、世界のトップアスリートの誰もが行っているイメージトレーニング。

自身の演技前や試合前など、目を瞑ってイメージをしている姿をよく見かけますよね。トップアスリートが行っているように、自身が見たイメージを現実化することを「バーチャルリハーサル」と言います。

この「バーチャルリハーサル」は、気持ちを落ち着け、まぶたの裏で色や形、動作などより詳しい映像を想像できると、現実化、もしくはイメージ以上の最高のパフォーマンスをすることができるというものです。

詳しい映像を想像できるイメージ力を養うためにも、右脳を鍛えることはとても重要なのです。

 

このほかにも、お母さまが内村選手に対して取り組まれたことはたくさんありました。

そこには、お母さまの「愛」が見られ、内村選手も、その「愛」をたっぷり受け取っておられたのです。

お母さまからの「愛」が、世界のトップアスリートとなる内村選手を支えてきたことを感じました。

前回のリオデジャネイロオリンピックに続き、今年の東京オリンピックでも、内村選手の日本国民に勇気を与える演技に期待しています。

 

『七田式幼児通信コース』では、親子の一体感を大切にしています。

「イメージ力」や「空間認識力」「直感力」など、バランスのいい脳の力を鍛える事で、学習面だけでなくスポーツや芸術にも活かせる力を引き出します。

▼『七田式幼児通信コース』はこちらから!▼

七田式通信教育幼児コース

 

七田式教育では、就学前のお子さまが楽しみながら学べる『七田式プリント』をおすすめしています。

親子で楽しく取り組み、お子さまの最大限の力を引き出しませんか?

▼『七田式プリント』はこちらから!▼
七田式プリントを無料で試す

参考文献

・『奇跡の右脳記憶』(七田 眞著/阪急コミュニケーションズ)

・ならいごとキッズマガジン 「内村航平選手が育ってきた環境。将来、子供をプロスポーツ選手にするには ~体操編~」

http://naraigoto-kids.jp/magazine/childhood-education/to-be-your-chilren-gymnastics-athlete/” target=”_blank”>http://naraigoto-kids.jp/magazine/childhood-education/to-be-your-chilren-gymnastics-athlete/

・日本経済新聞 「五輪で東京に1000万人 過密都市ゆえの課題多く」
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO59486280Q3A910C1EA2000/” target=”_blank”>http://www.nikkei.com/article/DGXNZO59486280Q3A910C1EA2000

・NHK「東京2020オリンピック」2021/07/09閲覧
https://sports.nhk.or.jp/olympic/athletes/uchimura-kohei-10006/

・Yahoo Japan「東京オリンピックパラリンピックガイド」2021/07/09閲覧
https://2020.yahoo.co.jp/player/gy/detail/uchimura-kohei-0001