オリンピック選手に学ぶ子育て!内村航平選手の幼少期の過ごし方とは?

こんにちは!

七田式教室講師の七田一成です。

 

突然ですが、オリンピックといえば、皆さんはどの選手を思い浮かべますか?

海外には、ウサイン・ボルト選手(陸上)、ネイマール・ダ・シウバ・ジュニオール選手(サッカー)など、さまざまな選手がいます。

日本人であれば、錦織圭選手(テニス)、吉田沙保里選手(レスリング)、石川佳純選手(卓球)など…。他にも、オリンピックで活躍に期待のかかる選手が大勢いますよね。

 

2016年8月、ブラジルのリオデジャネイロで第31回オリンピックが開催されます。

そして、2020年には、東京でのオリンピック開催が決定しました。

日本での夏季オリンピックの開催は56年ぶりとなります。集客人数はおよそ1000万人が予想されています。日本の「おもてなし」を、ぜひ海外の方々にお見せしたいですね!

 

今回は、そんなオリンピックの選手候補の中から、私が特に活躍を期待している内村航平選手についてお話したいと思います。

内村航平選手の受けた教育とは・・・?

内村航平選手が、今や日本を代表とする体操選手というのは皆さんご存知かと思います。

内村航平選手は北京・ロンドンと、オリンピックに2度出場しており、前回のロンドンオリンピックでは、個人総合での金メダルを含む5つのメダルを獲得しました。また、世界体操選手権では世界最多の6連覇を達成している素晴らしい選手です。

体操競技に興味のある方はもちろん、体操競技について詳しくない方でも、知らない方は少ないのではないでしょうか。

内村選手が世界のトップアスリートになるまでの経緯を調べてみると、内村選手が子供のころ、お母さまから受けられていた「働きかけ」が、大きな影響を与えていることが分かりました。

内村選手のお母さまは一体どんなことされていたのか…、それらが内村選手にどのような影響を与えていたのかを、講師の目線でご紹介したいと思います!

とにかく「褒める」これが鉄則

体操一家に生まれ育った内村航平選手ですが、最初から素晴らしい成績を出せたわけではなかったそうです。それでも、内村選手のお母さまは、内村選手の結果よりも努力の面を見て、とにかく褒めることを続けられました。

内村選手は褒められることで、どんな結果でも体操へのやる気につながり、努力し続けました。次第に、そのやる気と努力は結果へとつながってきたそうです。

 

どんな子供でも、心の奥底では「褒められたい」「愛されたい」という気持ちがあります。

その気持ちを理解してあげて、愛情を注ぎ続けること。

そうすることで、子供は優しくて思いやりのある子に育つだけではなく、これまで以上に素晴らしい成果を残すことができるようになるのです。

 

子供たちには褒めるところがたくさんあります。

「○○ちゃん、今日はとてもかわいい笑顔ね。」

「○○くん、歩けるようになったんだ!すごいね。」

など、小さなことでもたくさん褒めてあげることが、子供たちの成長に大きな影響を与えます。

幼少期からの教育 記憶力・集中力を鍛える

内村選手のお母さまは、体操のことだけではなく、幼少期からの教育にも力を入れていました。

まだ生まれて間もない6か月後から、ジグソーパズルに取り組ませ、創造力を育みました。年齢が上がると、絵本を瞬間的に記憶する取り組みを行い、記憶力・集中力を鍛えました。

 

基本的に、脳は3歳までに右脳・左脳がつながる一周回路が開かれ、3歳には大部分が確立されます。

だからこそ、3歳までの取り組み・働きかけがとても重要なのです。

更に、取り組みが早ければ早いほど、才能が開花する可能性は大きく広がっていきます。

0~3歳までは、子供たちが自ら進んで学ぶことは難しいため、保護者の方の働きかけが、子供たちを将来的に大きく成長させる第一歩となるのです。

右脳を鍛え、培ったイメージ力

内村選手のお母さまが注目された教育は、国語や算数ではなく、ジグソーパズルや絵本の瞬間記憶などの右脳教育でした。

右脳を鍛えることで、イメージ力を培い、その効果は体操演技の中でも大いに発揮されていました。

実際に内村選手本人も、インタビューの中で、

「演技前には、頭の中の動きと手の動きが直結できるようにイメージをしています。イメージをすることで、演技中に今自分がどのような状態で、どこいるのか分かるようになりました。」と答えられていました。

 

今日、世界のトップアスリートの誰もが行っているイメージトレーニング。

自身の演技前や試合前など、目を瞑ってイメージをしている姿をよく見かけますよね。トップアスリートが行っているように、自身が見たイメージを現実化することを「バーチャルリハーサル」と言います。

この「バーチャルリハーサル」は、気持ちを落ち着け、まぶたの裏で色や形、動作などより詳しい映像を想像できると、現実化、もしくはイメージ以上の最高のパフォーマンスをすることができるというものです。

詳しい映像を想像できるイメージ力を養うためにも、右脳を鍛えることはとても重要なのです。

 

このほかにも、お母さまが内村選手に対して取り組まれたことはたくさんありました。

そこには、お母さまの「愛」が見られ、内村選手も、その「愛」をたっぷり受け取っておられたのです。

お母さまからの「愛」が、世界のトップアスリートとなる内村選手を支えてきたことを感じました。

前回のロンドンオリンピックに続き、今年のリオデジャネイロオリンピックでも、内村選手の日本国民に勇気を与える演技に期待しています。

参考文献

・『奇跡の右脳記憶』(七田 眞著/阪急コミュニケーションズ)

・ならいごとキッズマガジン 「内村航平選手が育ってきた環境。将来、子供をプロスポーツ選手にするには ~体操編~」

http://naraigoto-kids.jp/magazine/childhood-education/to-be-your-chilren-gymnastics-athlete/

・日本経済新聞 「五輪で東京に1000万人 過密都市ゆえの課題多く」
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO59486280Q3A910C1EA2000/