【目からウロコ!】七田式教育の代表 七田厚が語る幼児教育「その時、父は…」第19回 七田 厚

伝統行事を大切に

わが家では、「ゆく年くる年」が始まると、近所のお寺に出かけ、除夜の鐘をつかせてもらうのが恒例となっています。

人間の煩悩の数である108回つくのだそうですが、毎年、1割ぐらい、うちの家族がついています。

 

そして、ここ数年、毎年2月3日の節分の日には、依頼を受け、当社の20代~40代の年男&年女のスタッフを引き連れ、そのお寺に豆をまきに行っています。

 

小さなお子さんのいるお家では、「豆まき」をされるお家が多いようですね。わが家でも、子供たちが小さいころに何度かやりました。

私が子供の頃のわが家でも、毎年、節分の夜には、家族全員そろって豆まきをしたものです。

その時、父(七田眞:七田式教育創始者*)はどうしたでしょう?

豆まき、あめまき、○○まき

八畳ぐらいの部屋を真っ暗にして、「鬼は~外~!」のかけ声で、豆はもちろんのこと、キャンディやチョコなどのお菓子、そして、あらかじめティッシュに包んでおいたものを少しずつ、あちこちに投げたのです。

 

それを、祖母、母、妹、弟と私の5人で取り合ったのですが、初めての時は、電気が点いた後、ティッシュの中に何が入っているの? と、夢中で開いたことを覚えています。実は、そこには硬貨が入っていたのですが、100円入っていると、「やったー!」と声が出てしまうのです(笑)。

 

父は元来、子供好きで、地域の子供会の会長をしていたこともあって、そうやって、「子供を楽しませる」ことを、いろいろ考えていたんでしょうね。

 

日本には、そういう、お子さんが参加できる伝統的な行事がいろいろあります。

節目に行う子供の行事

まずは、赤ちゃんの生後七日目に行う「お七夜」の命名式、わが家でも、娘の時にやりました。その夜、彼女がママのおなかの中にいた胎児の頃の呼び名とは違う名前に決まりました。

 

生後30日前後には、明治神宮に「お宮参り」に行き、1歳の誕生日には、一升餅を背負わせ、子供の才能や将来を占う「選び取り」のイベントもやりました。

 

そして、いちばんメジャーなのが「七五三」です。3歳の男女、5歳の男子、7歳の女子が11 月15日にお宮参りをし、成長を祝う行事です。(数えで言っているので、満年齢では2歳、4歳、6歳の時ですけどね。)

 

その他、毎年行うものとして、3月の「雛飾り」、5月の「鯉のぼり」がありますが、そういった伝統的な行事は、あまり軽く考えないほうがいいようですね。

 

やはり、長く続いていることは、それなりに意味があるからこそ、すたれずに続いているのですから、わが子が元気に育っていることに感謝し、ぜひお祝いをしてあげましょう。

 

気のせいかも知れませんが、わが家では、そういうことがちょっとおろそかになっていた時期に、子供が病気になったことがあり、それ以来、そういった伝統行事はちゃんと行うようにしています。

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七田眞:七田式教育創始者
現在では、全国に約450教室、世界14か国に広がる「七田式教育」創始者。著書は200冊を超える。