【小学校低学年向け】夏休みの自由研究はこれに決まり!女の子におすすめの工作5

毎年、頭を悩ませる自由研究。

アイデア出しの時点で行き詰まってしまい、パパ・ママの助けが必要なこともしばしば。

今回は、女の子におすすめのかわいい工作を5つご紹介します。身近な材料で簡単にかわいい作品ができますよ♪

1,1年生におすすめ!ふしぎなクレヨン画

普段描くクレヨン画とは異なる不思議な絵。花火など、夏の雰囲気を表現するにはぴったりです。材料も少なく簡単にできるので、低学年のお子さんにおすすめ!

 

準備するもの

・紙
・クレヨン(黒色のクレヨンは多めに用意しましょう。)
・爪楊枝
・割り箸

 

手順①
紙全面を好きなクレヨンで隙間なく塗る。

手順②
その上から黒いクレヨンで全体を塗り重ねる。

手順③
爪楊枝を使って、描きたい絵を描く。 爪楊枝で描いた部分だけ黒いクレヨンが落ち、最初に塗ったカラフルな色が現れます。太い線を描きたいときには、割り箸を使って描いてみましょう。

 

POINT

最初に描きたい絵を思い浮かべ、配色を決めてクレヨンを塗っていきましょう。

2,お家で染物!? 紅茶染めハンカチ

おうちにある紅茶を使って、染め物に挑戦してみてはいかがですか?

毎回違った色味、模様を楽しむことができます。身近な調味料を使って、アレンジも可能です。

 

準備するもの

・紅茶のティーバッグ
・布(ガーゼハンカチなど木綿のもの)
※新しい布は、先に洗剤で洗っておきましょう。
・ミョウバン(「硫酸カリウムアルミニウム」と表示があるもの)
※ミョウバンは、スーパーや薬局などで買えます。
・割り箸
・鍋
・輪ゴム
・ざる
・ボウル

 

準備

・鍋に紅茶のティーバッグ3袋と水を入れ、火にかけて沸騰させて紅茶の液を作る。濃いめに煮出すのがポイント!

・布を輪ゴムで何か所か硬く縛る。これが模様になります。

 

手順①
ボウルに熱湯3カップと、ミョウバン小さじ1を入れ、割り箸でよくかき混ぜる。

手順②
水に濡らして軽く絞った布を、紅茶の液に浸して、5分程煮る。ムラができないよぅに、時々割り箸でかき混ぜる。

手順③
布に色が付いてきたら、割り箸ですくい、ざるに移して軽く水ですすぐ。

手順④
①のミョウバンの液に布を2~3分つける。

手順⑤
最後にたっぷりの水でよく洗う。しっかり洗っても色が落ちません!

手順⑥
⑤をよく絞った後、日陰に干して、乾かしたら出来上がり。

 

POINT

色を濃くしたいときは、②、③を2~3回くり返しましょう。

カレー粉やコーヒーでも染め物ができるので、挑戦してみてくださいね♪

 

注意1:火を使用する際は、火傷をしないよう、おうちの方が注意して見守りましょう。
注意2:実験で作ったミョウバン液は、実験が終わったらすぐに処分しましょう。

3,毎日使うものを可愛く!オリジナル石鹸

毎日使う石鹸。少し工夫するだけで、かわいいオリジナル石鹸に大変身♪

外で遊ぶ機会の多い夏休みは、自分で作った石鹸で清潔に!

 

準備するもの

・固形の純石鹸
・おろし金
・水

 

準備
・固形の純石鹸をおろし金で細かくし、石鹸のもとをつくりましょう。

 

手順①
石鹸のもと50gに、水小さじ2杯をしっかりと混ぜる。固くてこねにくい場合は、さらに水小さじ1杯を加えて、しっかりと混ぜる。柔らかすぎる場合は半日~1日乾燥させる。

手順②
好きな形を作って、完成!

 

POINT

①で加える水に、好きな色の食用色素を混ぜておくと、カラフルな石鹸が出来上がります。

またはちみつを混ぜれば、しっとり潤うはちみつ石鹸、粉末のパセリを入れれば、カラフルで爽やかなパセリ石鹸が出来ます。

4,インテリアを手作り!貝殻のモビール

海水浴の思い出を、モビールにして残すのもおすすめです。風通しの良い窓などに飾ると、貝殻同士が当たって、きれいな音を奏でます。

 

準備するもの

・貝殻
・海ガラス(波にもまれて、角が丸くなったガラス)
・ひも
・流木
・キリ
・透明粘着テープ

手順①
流木にキリで穴を開け、ひもを通す。穴を開けるところに、ペンで印をつけると目印になります。

手順②
ひもに好きな貝殻をつける。穴が開いているものは、その穴にひもを通して結ぶ。穴が開いていないものは、後ろをテープで留めたり、ひもの間に巻き込んだりして留める。

手順③
②と同じようなものを何本か作る。

手順④
②、③で作ったひもを、バランスよく吊るせるように間隔を調整しながら、流木に結びつける。

 

POINT

貝殻の表の向きを考えてつけていくと、きれいに仕上がります。
注意:キリでケガをしないよう、安全面に注意しましょう。

5,夏だけど!? スノードーム

クリスマスのイメージがあるスノードームですが、中に入れる飾りを工夫すれば、その季節に合った雰囲気に。貝殻など、夏らしいものを入れれば、自由研究にもぴったり!

 

準備するもの

・空き瓶
・スポンジ
・フィギュア(中に入れる人形など)
・ラメ、スパンコール、キラキラした折り紙など
・洗濯のり
・瞬間接着剤(耐久性のあるもの)

 

手順①
空き瓶のフタの裏、瓶の内側を布などできれいに拭き取る。

手順②
①のフタの裏に、フタに合わせて形を整えたスポンジをつける。これが土台になります。

手順③
②のスポンジの上に、瞬間接着剤でフィギュアを固定する。完成後、瓶を振っても大丈夫なように、しっかりと乾かし、固定しておく。

手順④
空き瓶に、水と洗濯のりを7:3の割合で混ぜ合わせる。

手順⑤
④に、ラメやスパンコール等を入れていく。

手順⑥
②のフタの内側に接着剤を塗り、フタを閉めて完成!

フタのまわりをマスキングテープやリボンで飾ると、より可愛く仕上がります♪

 

POINT

洗濯のりをまぜるのは、ラメなどを雪が舞うようにゆっくりと落下させるためです。

のり少なめ→速く落ちる/のり多め→ゆっくり落ちる
お好みで調節してみましょう。

 

自由研究は、少し難しいように思えても、お子さんが「やりたい! 」と思ったものに、挑戦させてあげましょう。そうすれば、モチベーションアップになり、やり遂げた達成感や自信も身につけることができます。おうちの方は、安全面に十分注意して、作品作りをサポートしてあげましょう。

参考文献

『七田小学生新聞』第17、34、35号